念ずれば花開く

私が高校三年生の時、教員になりたくて教員免許が取れる大学を受験しました。
しかし、大学1年生の時に教職の授業を落としてしまいました。

教職授業を取り直すのも辞めようかなとも思いましたが、大学2年生の時に取り直すことができました。
その後の教職授業も大変でしたがなんとか単位を取ることができ、大学四年生の時に母校で教育実習をしました。
3週間という短い時間でしたが、なかなか計画通り授業を進めることも出来ず自分には向いてないのかなとも思いました。

教育実習が終わり、夏に公立教員のテストを受けましたが受からず、同じ時期に私学の学校のテストも受けましたがなかなか良い結果はでませんでした。
諦めて他の職種に選ぼうかとも思いましたが、高校の担任の先生から教えてもらった”念ずれば花開く”という言葉を思い出して、他の学校の試験を受け、大学四年生冬に合格することが出来ました。
努力していれば、いずれ夢は叶うんだなと思いました。

担任の先生からの言葉

私が高校生の時、担任の先生から卒業の時にもらった言葉です。
”念ずれば花開く”
その先生は体育の先生で、部活では厳しい先生でしたが、クラスでは優しい先生でした。
あまり怒らない先生でしたが、修学旅行の時に男子は全員揃っていたのに女子だけ遅れて来たことにすごく怒っていました。
団体行動が出来ていないとすごく怒っていて、その時に相手を思いやることや、相手のことを考えて行動すること、ルールを守る大切さを教えてくれました。

卒業の時は、先生が一人一人に手書きで、”念ずれば花開く”という言葉を色紙に書いて渡してくれました。
今でも卒業アルバムと一緒にに保管しています。
人は一生懸命努力をしていれば必ず花が開く、これから大学生・社会人になる私達にその言葉と歌をくれました。
高校生の私でしたが、すごく心に響き・泣きました。
こうやって私達の事をおもって、言葉をかけてくれる大人はあんまりいないだろうなという気持ちも覚えています。

私が過去の経験から学んだこと

夢を追いかけるのは、すごく大変だと思います。
しかし、夢があることは幸せでもあると思います。
私は高校生の時、教員になりたいと思い大学の道を選びました。教員になることはそう簡単なことではないと思います。
でも、諦めず続けることによって花も開くと思います。
私も大学四年生の時、もう教員は諦めて違う職種でもいいかなと考えた時期もあります。
大学四年生の夏頃、周りの友達も就職先が決まりはじめて、少し焦ってしまったのも覚えています。
しかし、自分を信じて自分の好きな道を挑戦する勇気、挑戦すれば新しい発見も生まれ、信念を貫けば必ず花は開くと思います。努力すれば夢は叶うと思います。
高校卒業してから10年以上経っていますが、救ってくれた言葉”念ずれば花開く”を大切に、これからも新しい事に挑戦し・努力しようと思います。

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